米新規失業保険申請件数は予想以上に減少

労働省が24日発表した19日までの週の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は、前週比5000件減の38万2000件となった。ロイターが集計したエコノミスト予想は38万3000件だった。

 前週の申請件数は38万5000件から38万7000件に上方修正された。

 基調トレンドをより正確に示す4週間移動平均は前週比1500件減の38万5250件。4週連続で40万件を下回り、2008年7月半ば以来の低水準となった。

 4週間移動平均が40万件を下回ることは、雇用創出が安定的に推移していることを示すとされる。

 12日までの週の受給総数は372万1000件と、前週分の372万3000件(改定)から減少。2008年9月以来の低水準となった。エコノミスト予想は370万件だった。

 5日までの週の緊急失業保険申請件数は前週比8万5712件増の363万件だった。

 ジェフェリーズの短期金融市場エコノミスト、トム・シモンズ氏は「週間新規失業保険申請件数は2010年末から顕著に改善しているが、今回の結果には新たに勇気付けられた」とし「申請件数が全般的に減少する傾向は続いている。正しい方向に進んでいるもようだ」と述べた。

米新規失業保険申請件数は予想以上に減少 - ロイター

なるほど、日本のデータも見てみたいですね。