仏ビベンディ、SFRを完全子会社化へ

仏メディア企業ビベンディ<VIV.PA>は、英携帯電話大手ボーダフォン・グループ<VOD.L>が保有する仏第2位の通信会社SFRの株式44%を、現金77億5000万ユーロで取得することで合意したと明らかにした。

 ビベンディはさらに、2011年1月1日から7月1日までのキャッシュフローを反映し、2000万ユーロをボーダフォンに支払う。

 ビベンディは、傘下最大の事業部門であるSFRを完全子会社化することになる。

 ボーダフォンにとって今回のSFR株売却は、投資家の圧力を受けたポートフォリオ縮小策の一環。

 ボーダフォンは3日の声明で、SFR株売却で得た資金の45億ユーロ分について、自社株買い戻しを通じて株主に還元する方針を示した。残りの資金はグループの債務削減に充てる。

 ボーダフォンビベンディによると、今回の取引は規制当局の承認を得る必要があり、2011年6月末までに成立する見通し。
最終更新:4月4日(月)11時27分

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110404-00000065-reu-bus_all

すごい量の現金ですね…w