原発風評被害に悩む北海道、香港で観光PRへ

東日本大震災東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響で北海道内の外国人旅行客が激減している問題で、札幌観光協会は11日、6月に香港で開かれる旅行博にブースを出展し、道内観光の安全性をPRすることを決めた。

 道内からは同協会のほか、北海道観光振興機構、小樽観光協会、オルゴール堂(小樽市)が出展する。

 札幌観光協会は出展を打診されていたが、震災後は慎重意見もあったという。しかし、放射能の影響がない道内でも外国人客のキャンセルが相次いでいるため、旅行博で正しい情報を伝え、安全性をアピールしていくことにした。同協会の星野尚夫会長は「道内の食や水は安全だと発信したい」と話している。

 また、台湾の旅行業者やメディア関係者ら約20人がこの日、函館市内の赤レンガ倉庫群などを訪れた。台湾の中華航空が、観光地の状況を把握するために企画したツアー。一行からは「安全であることを伝えれば、ツアー客は戻ってくる」という声が出ていた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110412-00000431-yom-bus_all

国民ですら情報が正確に把握できていない中、海外の旅行客の不安な気持ちは理解できますね。
原発の件は一刻も早い収束を願うばかりです。